JALビジネスクラス香港旅行記(2日目)
スターフェリー乗船
4月17日。特に予定は決めていなかったのだが、とりあえずタクシーでスターフェリー乗り場まで行って見ることに。ホテルがある荃灣西(Tsuen Wan West)から尖沙咀(Tsim Sha Tsui)のスターフェリー乗り場までは高速道路みたいなところを100kmで飛ばして15分ほど。料金は120香港ドルくらいだったかな。今日は雨降り。
スターフェリー乗り場からはセントラル(中環)行きとワンチャイ(湾仔)行きの船が出ている。改札前の自動販売機で乗船チケット(トークン、プラスティックでできたコインのようなもの)を購入。平日だと大人2.5香港ドル。
フェリーの中はこんな感じ。意外に揺れる。
海の直ぐ近くに高層ビルが林立してるのは香港っぽい光景。
朝から何も食べてない。香港アイランド側のスターフェリー乗り場内のケバブ屋でチキンケバブとマサラティーをいただく。美味しい、しかも、結構ボリューミー。
ヒルサイドエスカレーター
すぐにタクシーを拾って、ヒルサイドエスカレーターを目指そうとするが、タクシーの運転手に「ヒルサイドエスカレーター」を言っても通じない。iPhone Mapを見せる。運転手、何回か拡大、縮小して、場所がわかった様子。iPhone便利だね。
セントラルの交通量の多い道路は日本における環状八号線みたいなもので容易にUターンが出来ない。そのため、だいぶ遠回りしてヒルサイドエスカレーターの入り口地点まで到着。辺りは凄く活気のあるストリート。ヒルサイドエスカレーターで通じない理由がわかった。標識にはMid-Levels Travelatorと書いてある。
なお、ヒルサイドエスカレーターの入口地点と出口地点がわからないという人は、以下のGoogle Mapを参考にしてください。
より大きな地図で 香港旅行MAP を表示
エスカレーターに乗る。だんだんと街並みが変わっていくのが面白い。中腹はお洒落なバーが多く、外国人が多い。昨晩見た、チュンワンウェストの街並みとは大分違うな(笑)。台東区や足立区の下町と表参道くらい違う。
エスカレーターを途中で降りて、孫中山記念館に行ってみた。参観者は私の他にいない。孫中山(孫文)というと台湾というイメージだが、香港西医書院(香港大学の前身)で医学を学んでいたらしい。
途中のコンビニで見かけた、日本の「BUBKA」みたいな雑誌が気になる。香港にはセブンイレブンとサークルKという日本でもお馴染みのコンビニがいたるところにある。サークルKはウォン・カーウァイ監督の『恋する惑星』(Chungking Express)で、金城武演じる警官223号が(賞味期限が、別れた彼女の誕生日と同じの)パインを買う店としても登場していた。なお、香港では店の中に入るとすぐ店員が寄ってくる。会釈して退散すれば向こうもバイバイと言ってくる。
恋する惑星[DVD](ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン)
ピークトラム
また、ヒルサイドエスカレーターに戻って、上へ上へと進む。出口まで行ってみたが、そこは何も店がない寂しい通りだった。10分くらいどうしようか考えて、ピークトラム乗り場へ行ってみることに。タクシーで5分くらい。
混んでるのかと思いきや、かなり空いている。大人(12歳~64歳)は、往復(Return)40香港ドル、片道(Single)28香港ドル。凄い傾斜の坂道を重力を感じながらグイグイ登っていく。降車駅に着いてビックリ。すごい霧。数十メートル先の建物が霧の中。マジで交通事故が心配されるレベルの濃霧。
50メートルくらい先にあるピークタワーがこんな感じ。
夜景観察ポイントに行ってみたが、何も見えず。そりゃそうだ。すぐ近くの建物が見えなんだもの。ピークタワー、ピーク・ギャレリアの中をウロウロ。ピークタワー内のカフェ「パフィックコーヒー」で一服。天気が良ければここからの眺めもいいはず。
コーヒーを飲みつつ次の行動を考えていたら、今まで見えなかった霧の中に高層マンションが現れた!マジックみたい。夜になるまでここで時間潰そうかなと思ったが、また高層マンションは霧の中に。段々とピークタワー内が混雑してきました。ヴィクトリア・ピークからの夜景は諦めて下山することに。
重慶大厦
重慶大厦(チョンキョンマンション)に行くことにする。ピークトラム駅直ぐ近くからタクシーに乗ろうとしたら、「今は忙しい時間だからそんな直ぐ近くまではいけないよ。MTR使えばいいよ」的なことを言われ、乗車拒否。別のタクシーに再チャレンジしたら、乗車できた。でも、精算時にちょっと割増された気もする・・・
タクシーで金鐘(Admiralty)駅へ。MTRの荃灣線(Tsuen Wan Line)で尖沙咀(Tsim Sha Tsui)へ。昨日買ったAirport Express Travle Passがあるため改札もスムーズに通過できる。重慶大厦(チョンキョンマンション)周辺にはインド人っぽい人、アフリカ大陸出身っぽい人、アラブ系っぽい人がいっぱい。スーツケース引いてる女の子は声かけられまくっていた。私も一回「女の子いるよ」と声かけられた。
重慶大厦内の両替屋はレートがいいと聞いていたので、Western Union(ウエスタンユニオン)で1万円を両替。前日の香港国際空港内のトラベレックスの日本円のBuy Rateが0.08990であるのに対して、ここWestern Unionは0.0940。1万円両替すると40.1香港ドルだけお得。
また、Hutchison(ハチソン)の「3」(Three.com.hk)というブランドのプリペイドSIMカードを購入。その後、マンション1階を一巡。スリリングだよ。
重慶大厦を通りの反対側から望む。
ペニンシュラ香港
その後、ペニンシュラ香港へ。写真を撮るだけのつもりでいたが、せっかくなので中も徘徊。そのまま一階のロビーでディナーを頂く。昨日とは全く趣向の変わった晩飯に。疲れた体にシャンパンが滲みる。310香港ドルのコース料理を注文。最初のマッシュルームのスープがとても美味しい。牛肉のステーキは柔らかすぎていまいちだったかな。
シンフォニーオブライツが始まる時間が20時と知り、慌てて会計。外に出てみると、光が見えたが、建物が邪魔してよく見えず。
SIMフリーiPhone 4S購入
また、ペニンシュラ香港に戻り、タクシーを呼んでもらう。SIMフリーのiPhone4Sを購入するため、宿泊ホテル近くの荃灣廣場(Tsuen Wan Plaza)まで向かってもらう。
荃灣廣場の4階にあるFortressという家電量販店でiPhone 4Sを購入。日本に何回も来ているという親日家のRonさんが親切にアクティベーション作業を行なってくれた。3のプリペイドSIMカードをiPhone4S用にカットする作業も行なってくれた。
荃灣廣場は日本の郊外にあるショッピングモールのようなもので、映画館やレストランフロアもある。日本のジャスコが衣料品から食料品まで3フロアにわたって入店していた。日本ブランドは信頼されているらしい。
ホテルに帰る。LAN回線があるので、MacBook Airでインターネットに有線接続しようとしたが、フロントに確認するとデポジットが必要な上、1日120ドルもかかるとのことだったのでやめた。
SIMフリーiPhoneにまずtwitterをインストールしてみたのだが、言語環境のキーボードに中国語(簡体字)、中国語(繁体字)が入っていると、正確なID、パスワードを入れてもエラーになってしまった。これら中国語キーボードを削除してから再度トライすると無事にログインできた。
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2012年4月24日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |